〈連載〉繊維強化プラスチック短信 第13回 引抜成形FRPのコンクリート補強材としての活用
2022-10-10
日本工業出版社発行の月刊プラスチックで連載中である「繊維強化強化プラスチック短信」にて、以下のメルマガに関する内容が掲載されました。
コンクリート補強材は一般的には金属です。
しかし、水分などが浸透して補強材に到達するとその補強材は腐食し、結果として体積膨張を起こします。
これが、コンクリート自身の内部破壊につながってしまうのです。
Ownes Corningはこの補強材の腐食によるコンクリート破壊に目をつけ、耐腐食性の優れるFRPを補強材として展開を始めています。
適用領域が建築やインフラということもあって、採用実績の少ないFRPは前途多難ですが、これから新しい素材として常識になるかもしれません。
本内容は2022年10月号に掲載されています。
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