FRP業界での活躍を目指す企業のコンサルティングパートナー

「 機械設計 」連載 第三十一回 FRP動的疲労試験に与える応力比の影響

2021-07-13

( The image above is referred from https://pub.nikkan.co.jp/magazines/detail/00001043)

連載開始に関するお知らせについてはこちらをご覧ください。

 

日刊工業新聞社が発行する月刊誌、「 機械設計 」において

「これからの設計に必須のFRP活用の基礎知識」

という題目での連載の第三十一回目です。

 

2021年8月号の連載では

FRP動的疲労試験に与える応力比の影響

という題目で書いています。

 

2021年8月号は以下のURLから概要をご覧いただけます。

https://pub.nikkan.co.jp/magazines/detail/00001043

 

FRP材料の長期耐久性評価には動的疲労試験が不可欠です。異方性という方向によって特性が異なるというFRPの特徴故、この動的疲労試験において引張のみ、圧縮のみ、引張と圧縮の繰り返しといった荷重モードは、最終的な寿命特性の評価に用いるSN線図にも影響を与えることが知られています。

そこで今回の連載では、前月に特集した試験周波数と同様、FRPの動的疲労特性評価結果に与える応力比について、その基本と、寿命特性評価結果にどのような影響を与えるのかについて、具体的な論文等の報告例も引用しながら、概要を解説します。さらに、これらの報告例に加え、私自身の実経験も踏まえながら「動的疲労試験で評価すべき応力比水準」について提案をしています。

FRPを用いた製品設計を行う技術者、特に設計技術者や材料技術者に是非一読いただきたい内容です。

 

Copyright(c) 2024 FRP consultant corporation All Rights Reserved.
-->