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〈連載〉繊維強化プラスチック短信 第40回 組紐/金属リングによるFRPへの穴形状導入

2025-06-09

日本工業出版社発行の月刊プラスチックで連載中である「繊維強化強化プラスチック短信」で、
組紐と金属リングを組み合わせたFRPへの穴形状導入に関する記事が掲載されました。

 

 

FRPを加工せずに穴形状を導入する

FRPに穴形状を導入したい場合、通常は機械加工を行います。

この記事で紹介したものは、
組紐と金属リングを組み合わせて熱硬化性FRPの積層時に導入し、
マトリックス樹脂硬化時に組紐がFRPと一体化することで、
金属リングに縁どられた穴形状が導入されるという技術です。

 

静的特性だけでなく動的疲労特性でも評価

導入された穴がどの程度の機械特性を有しているかについて、
静的特性だけでなく動的疲労特性も取得しています。

一方で組紐の有無やせん断特性、
並びに面外特性に関する評価が無いといった課題にも触れました。

編集者の方とは紹介した技術がどのようなところに応用できそうかについて、
意見交換を行っています。

 

 

 

本内容は2025年6月号に掲載されています。

月刊プラスチックスの概要はこちらのサイトで見ることができます。

 

本連載に関する概要についてはこちらのサイトをご覧ください。

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