〈2022年9月1日Webinar〉FRPの基礎と実例・最新動向
2022-06-30
日刊工業新聞社の要望に応じ、Webinarに登壇することとなりました。
概要は以下をご覧ください。
Webinar 概要
Webinar 題名:
技術者向け・4h速習
FRPの基礎と実例・最新動向
~FRP材料の基本/成形の一連プロセス/仕様(spec)の基本/FRP適用時の留意点~
申し込みや詳細は以下のURLをご覧ください。
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/5905
日時:
2022年9月1日(木) 13:00~17:00
会場:
オンラインでの開催です
主催:
株式会社 日刊工業新聞社
講演項目:
はじめに:主なFRPの用途とその適用理由 |
公園の遊具、貯水タンクから、化学工場の薬品タンク、建築、インフラ、そして自動車や航空機等の用途概要とFRP適用動機を解説 |
1. FRP材料誕生の狙い |
1-1.FRPの属する「複合材料」とは何か 1-2.マトリックスによる複合材料の分類 1-3. FRPにおける強化繊維とマトリックス樹脂のそれぞれの役割 |
2. FRPの主な強化繊維 |
2-1.強化繊維の概要:UD、織物、組紐(Braiding)、NCF、Milled fiber、ガラスマット 2-2.強化繊維の形態の違いによる強み、課題、主用途 2-3.炭素繊維のつくり方とマトリックス樹脂との接着のポイント |
3. FRPの主なマトリックス樹脂 |
3-1.主要マトリックス樹脂一覧:EP、UP、PP、BMI、PA6、PPS、PEEK等 3-2.熱硬化性、熱可塑性とは何か 3-3.熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の特徴 |
4. FRP材料仕様(spec)の基本 |
4-1.目付(Area weight/Areal weight) 4-2. Vf(Fiber Volume) 4-3. RC(Resin Content) 4-4.弾性率/ポアソン比/強度 |
5. FRP成形品完成までの一連プロセス |
5-1.FRP製品成形の一連プロセス 5-2.積層/プリフォーム技術概要と比較 5-3.成形技術概要と比較 5-4.加工技術概要と比較 5-5.寸法検査、非破壊検査技術概要と比較 |
6. FRP適用時の留意点 |
6-1.CFRP適用で要注意の電蝕 6-2.設計に必須の知見:FRPの異方性(面内/面外とは) 6-3. FRPの材料仕様を決める材料規格の必要性 |
7. FRP業界最新動向 |
7-1.室温長寿命を有する難燃性熱硬化エポキシプリプレグ(GMS EP-540) 7-2.高い形状追従性を実現する非プリプレグ新規熱可塑性CFRP(SHIMTEQTM NCF-Resinply) 7-3.高速平面積層を想定した成形中の材料変形予想と必要な材料データ(picture frame 試験) 7-4.材料メーカーによる材料特性把握を目的としたCAEの積極活用 7-5.UDとNCFで強化されたFRP併用による堤防補強(Dike Stabilizer) 7-6.CF/PEEKのFRPによる海底油田の輸送パイプや航空機の一次構造材への適用 7-7. ナノカーボンとFRP併用材のスポーツバイク構造材適用による高強度、高減衰の実現 7-8. FRPリサイクルと廃棄処理の現状 7-9. 補修、改修、補強に用いるFRP:薬品タンク改修、下水管(管更生)、トンネル(内壁補強) |
質疑・応答 |
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