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〈2020年12月3日Webinar〉CFRP/GFRP材料規格の中身とその作成に必要な許容値算出法

2020-10-08

FRPの材料規格( Material Spec )に関する Webinar (オンラインセミナー)に登壇します。

オンラインのため、講演時間は3時間としています。限られた時間と伝達ツールでの講演となりますが、可能な限り有意義な内容にしていきたいと考えています。

申し込みと詳細についてはこちらのページをご確認ください。

 

FRPは公的材料規格がほとんど存在しないにもかかわらず、構造部材のような製品成立性の生命線となるようなところに使われる、またはその適用を検討される稀有な材料の一つといえます。

そして意外なのはその事実に気が付かないまま適用検討を進め、いざ製品に使おうとする段階になってその事実に気が付くケースが散見されます。

材料の品質を安定化させ、材料に関するデータを蓄積することは、後工程である成形加工の工程のばらつきを低減させ、さらには最終製品の品質を安定化させることにつながります。そして最も重要なのは、何か問題が生じた場合にその原因究明を早めるための蓄積データを供給する準備をすることなのです。

材料規格はまさに上記の役割がありますが、その中身が知られていない場合が多く、中には存在自体が意識されていないケースさえあります。

そこで本オンラインセミナーでは、材料規格の基本構成について説明し、その中身の書き方、理解の仕方について基本を解説します。その上で、材料規格の中身である許容値の算出法についてその基本を解説します。

 

Webinar 概要

Webinar 題名:

〈2020年10月5日 Webinar 〉 CFRP/GFRP材料規格(Material Spec)の中身とその作成に必要な許容値算出法

申し込みや詳細は以下のURLをご覧ください。

https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4366

日時:
2020年 12月 3日(木) 14:00~17:00

会場:
オンラインでの開催です

主催:
株式会社 日刊工業新聞社

講演項目:

 1. なぜFRP業界では材料規格(Material Spec)が必要なのか
  1-1. CFRP/GFRP材料の適用領域の変化
1-2. 意外にも多くの方が正確に答えられない材料規格が必要な理由
1-3. CFRP/GFRPは「複合材料」であり「均質材料」ではない
1-4. 「公的な材料規格」がほとんど存在しないCFRP/GFRPの材料規格
 2. CFRP/GFRP製品図面における材料規格
  2-1. CFRP/GFRP製品図面での材料規格引用法
2-2. 試作図面に引用される暫定材料規格
2-3. 量産図面に引用される材料規格
 3. CFRP/GFRPの材料規格(Material Spec)
  3-1. 材料規格の基本構成
3-2. 材料規格の構成詳細
3-2-1. 規格の適用範囲
3-2-2. 参照規格
3-2-3. 言葉の定義
3-2-4. 材料基本要求
3-2-5. 品質基本要求
3-2-6. 材料受け入れ試験
3-2-7. 材料保管、梱包要求
3-2-8. 材料名称定義
3-3. 材料規格作成と議論のポイント
 4. 材料規格に記載する許容値の決定
  4-1. 材料データの製造ロットによるばらつきを考慮した回帰モデル
4-2. 解析のポイント
4-3. 分散分析とは
4-4. A値、B値とは
4-5. 解析のステップ
 質疑・応答

 

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