FRP業界での活躍を目指す企業のコンサルティングパートナー

YAMAHA 向け FRP シャーシの発表

2015-11-16

YAMAHAのスポーツカー向けCFRPシャーシが発表されました。

今回のシャーシを発表したのは、イギリスに本拠地を構える2007年設立の Gordon Murray Design 。

http://www.gordonmurraydesign.com/en/


数年前から、YAMAHA の電動自動車のコンセプト製作でパートナー関係にあります。


2013年には以下のような電気自動車を発表しています。

T27_cordon_murray

( The image above is referred from http://www.carbodydesign.com/gallery/2013/11/motiv-e-concept-by-yamaha-gordon-murray-design/2/ .)

 

iStream® という商品ラインナップでここ数年立て続けに発表を行っている Gordon Murray Design ですが、今回 YAMAHA のスポーツカー(sports ride)向けシャーシコンセプトの特徴は徹底して量産性にこだわったこと。


以下が 2015 東京モーターショー でも発表されたシャーシの写真です。

YAMAHA_sports_chassis
(The image above is referred from http://www.gordonmurraydesign.com/news-articles/gordon-murray-design-announce-istream%C2%AE-carbon-a-revolution-in-automotive-manufacturing.html .)


F1で培われたハニカムサンドイッチ構造を主体とし、材料は Toray のものを用いているとのこと。


様々な技術を駆使し、しかしこのシャーシを100秒以内に作ることができ、最大で年産350,000パーツを達成できると述べています。


http://www.gordonmurraydesign.com/news-articles/gordon-murray-design-announce-istream%C2%AE-carbon-a-revolution-in-automotive-manufacturing.html

 


具体的にどのように行われるのかは述べられていませんが、非常に興味深い内容です。

今回の実物は私も見たことは無いのですが、写真(この写真には加工も施されているため、どこまでが本物か不明です)で見る限り、金属とCFRPのハイブリットのように見えます。

ハンドレイアップの長繊維ではなく、短いタクトタイムを達成するため流れやすいマット材料のようなものを使っているのかもしれません。

もし金属とのハイブリットにしているのであれば、それは極めて理にかなった設計といえると思います。


やはり強度と安定性、設計自由度を考えれば金属の方が優れている部分は多々あります。


FRPを適材適所に用いることで、設計を最適化する。


そのようなコンセプトが今後、さらに広がっていくと思います。

 

4輪参入を決めて注目度がさらに増している YAMAHA 。

今後が楽しみです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ



Copyright(c) 2022 FRP consultant corporation All Rights Reserved.
-->