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FRP 製フローティング防水扉「 寝ずの番 」

2015-05-13

日本FRP株式会社 が販売している、FRP製自動防水扉「 寝ずの番 」をご紹介します。

 

ゲリラ豪雨などにより地下街などが浸水するというニュースを年に1度は目にするようになりました。

 


対策のため多くの地下街入口や地下鉄の入り口には止水扉用が取り付けられるようになっていることに気が付いている方も多いかも知れません。


ただし、これらの多くは人の手によって取り付けと取り外しが必要という手間があります。

 

そんな中、 日本FRP株式会社 は自動で開閉できる止水扉「 寝ずの番 」を販売しています。

http://nihonfrp.co.jp/floating/

 

この止水扉は、FRP製でこのFRPが持つ「軽い」という性能を活用することで扉自体が水に浮く構造とし、さらに密閉構造とすることで浸水が起こるとその水によって扉が上昇し、水が引くと扉が閉じるという構造になっています。

 

上記のHPにある動画でも述べられていますが、浸水が起こるのは人がいる昼間とは限りません。
さらに、止水扉を閉じ忘れるという人的ミスが生じる可能性もあります。


寝ずの番であれば、人が寝静まる夜中に万が一浸水があったとしても安心です。

もちろん、油圧や水圧といった駆動力もなく、さらに電源も必要ないため停電時でも大丈夫です。

 

信頼性の実証実験のため、 京都大学防災研究所 で稼働実証実験を行うなど、
データの裏付けも進んでいるようです。

上記のホームページ下部に実証実験の動画があります。

 

寝ずの番の扉高さは最高で2メートル。

多くの浸水被害を食い止められる水準と考えられます。

 


この製品の素晴らしいところはFRPの軽量という性質を、

「浮力」

という機能性に置き換えたというところです。


日本FRP株式会社の動画上では、ガラス繊維とガラスマットのハイブリットを熱硬化性樹脂で硬化させたFRP製であると述べられています。


このFRPの構造により、最高で2メートルという高さの止水を可能とする耐水圧を実現しているようです。

 


FRPの最大の特徴である軽量と高強度。


今後もこれらのコンセプトを機能性に置き換えるという考え方によってFRPの適用範囲が拡大していくと期待されます。

 

 

FRP製品コンセプト検討の一助にしていただければ幸いです。

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