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身近なお風呂と関係の深いFRP

2014-12-13

日本人であれば多くの方がほぼ毎日つかるお風呂。

この 浴槽 にFRPが使用されているものも多い、ということは意外にも知られていません。

 


一日の疲れをいやすお風呂。

寒いこの時期、特にお風呂の気持ちよさを痛感できますね。

 

実はこの浴槽。

FRPで作られているものも多い、という事をご存知でしたでしょうか。

 

強化繊維にガラス短繊維を用い、
BMC(Bulk Matrix Composites)や RTM (Resin Transfer Molding)という成形技術で成形します。


BMCというのは短繊維の強化繊維(多くはガラス繊維)を含んだ樹脂マットを型で押し、
側面まで含めて一気に繊維を含んだ樹脂を流して賦形するというものです。

 

RTMはあらかじめ樹脂を含浸していないドライの強化繊維をスプレー式のバインダーとよばれる接着剤で固定しながら積層し、キャビティー内にプリフォームをしたドライ繊維を入れた型の中に未硬化の低粘度樹脂を注入した後、加熱硬化させることで賦形するという技術です。

 


軽くて丈夫、といううたい文句で1960年代から出始め、その後急速に普及してきたFRP浴槽ですが、最近は「人工大理石製」のものが主力になってきているようです。

 

その理由は傷に対して弱いことと、軽いゆえ人工大理石と比較して質感が劣るといわれています。

 

以下のPanasonicのホームページを見ると傷に対してFRPが弱いこと、表面がきれいに出ないといった問題点が指摘されています。

 


人工大理石製の浴槽のほうが高級感があるというのもうなずけますね。


http://sumai.panasonic.jp/bathroom/cococino/concept/sugopika.html

 


人工大理石製でもFRP製でも強度や耐久性に大きな違いは無いようですが、質感というところで人工大理石製に軍配が上がったようです。

 

意外にも身近であったFRP。

 

入浴の際にはFRP製なのか人工大理石製なのか、はたまた別物なのか。


是非一度見てみてください。

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