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CFRP補強材による構造物補強工法

2014-10-15

FRPコンサルタントの吉田です。

 

高度経済成長期に建設された道路、橋などは建設から40年以上が経過し更新の時期を迎えています。

さらに、2020年には東京オリンピック開催が決定。


インフラの整備は急務です。

 

そんな中、FRPを橋や建築物の補強に使用し、延命をしようという試みがなされています。

三菱樹脂インフラテックの技術です。


1つは樹脂を含浸したCFRP板を用いた補強。

鉄筋と比較して引張強度約4倍、ヤング率で2.2倍の高強度高剛性のプレートです。


これを橋げたや建物の床板補強のために、接着剤で貼り付けます。


現行のものの外側に貼り付けるだけなので、工期は圧倒的に短く、当然ながら費用も抑え目。


もう一つは樹脂を含浸したCFRPの円筒(ロッド)を塗装表面に埋没させるというもの。

この場合もやはり、既存の構造物に大きな傷をつけることなくロッドを埋め込むという工法で補強を行っています。

 

 

 

これらの技術はFRPの今後の活用法の1候補になることは間違いなさそうです。


一気に作ったものを、また一気に壊して建て直す。

いわゆるスクラップアンドビルドですね。

 

道路などの周辺に多くの人が住み、複雑に入り組んでしまっている今、
補強することで延命させるということは一案として良いと考えます。


ただし、忘れてはならないこともあります。

 

樹脂は劣化するということです。

 


特に接着というのは非常に不安定な部分ですので、
長い期間にわたってその強度を保障するのは並大抵のことではありません。


接着にすべてをしょわせるのではなく、
接着部分が破壊したとしても、機械的に止めて、壊れたことを早い段階で認知させる。


そんなコンセプトが重要になるに違いありません。

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