FRP業界での活躍を目指す企業のコンサルティングパートナー

〈2019年9月18日 ライブ配信セミナー 〉CFRP部材・製品の設計と生産に関する 品質保証とその実践

2019-06-25

FRPは複雑形状への高い追従性をはじめとした材料の特性故、量産よりも少量多品種で世の中に出回るケースが多いのが実情です。

そのため、本当の大量生産というアプリケーション例は限られているのが現状です。

 

しかし、中には実際に Mass Production に到達している企業もあり、過去のケースも含め、弊社の顧問先にもそのような企業がいます。

これらの企業に共通するのは、

「コンサルティング契約に至る動機は品質保証に関する部分にある」

ということです。

 

開発段階、試作段階であれば純粋に技術的なことだけ、そして場合によってはコストについて考えれば話が進む部分も多いかと思います。

しかしながら、実際に製品を世の中に出そうとする、または出した後は、
自然環境、人的環境、そして人という技術だけでは説明のつかない多くのパラメータが存在しており、それに伴う事象が生じます。

 

これらの事象への対策としての品質保証に向けた「万能な解」は残念ながらありません

CFRPは複合材料である故、その組み合わせは基材構成や目付などの材料形態まで含めてほぼ無限にあり、すべてのものに対して完璧な品質保証の万能解は存在しない、ということはなんとなくイメージはできるかと思います。

 

しかし方法が無いわけではありません。

 

その方法は驚くほど地味で忍耐が必要なものです。

 

本講演では、CFRPの品質保証というものにスポットを当て、上記で述べた品質保証に関し、様々な現場で機能した唯一の方法について基本的なところから解説していきます。

通常では想定しにくいような細かいデータを蓄積することについても述べます。

また、設計許容値を決めるためのモデルも紹介します。

 

そんなに細かいことは必要ないのではないか、効率化の求められる現代では不適切ではないかと感じる方も居るでしょう。

 

しかし、これが今この瞬間に実際のMass productionでの問題解決方法として機能しているというのも事実です。評論ではなくCFRPのMass Productionにおける現実の世界のことなのです。

 

CFRPの品質関連の問題で苦労されている方々はもちろん、これからMass Productionを目指して業務に取り組むような方々にとって参考になる話ができればと考えています。

 

詳細は以下の所から見ることができます。

上記URLから申し込みもできますのでご確認ください。

https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190908.php

 

また、本セミナーは対面での講演体系にこだわらず、インターネット回線を通じたライブ配信も行う予定です。そのため遠隔地からの参加も容易となっております。詳細については上記のURLをご覧ください。

 

セミナー開催概要

セミナー題名:

CFRP部材・製品の設計と生産に関する品質保証の考え方とその実践方法

申し込みや詳細は以下のURLをご覧ください。

https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC190908.php

 

日時:
2019年9月 18日(水)
10:45~16:45

会場:
大田区産業プラザ(PiO)6階D会議室

主催:
株式会社 情報機構

 

セミナー内容

1. CFRPを改めて考える
1.1 CFRPという材料のコンセプト
1.2 複合材料ゆえの利点と課題

2. CFRPを取り巻く環境
2.1 CFRP業界の世界状況
2.2 適用要求の高度化と適用業界拡大に伴う課題

3. CFRPの品質保証
3.1 CFRPの品質保証の大分類
3.2 「設計」の観点からの品質保証
3.3 「生産」の観点からの品質保証

4. 設計の観点からの品質保証
4.1 図面編
4.1.1 図面の基本構成
4.1.2 公差はどう決めるか
4.1.3 欠陥許容値はどう決めるか
4.2 材料規格(Material Spec)編
4.2.1 材料規格の目的
4.2.2 基本構造
4.2.3 材料規格要件の決め方
4.3 工程規格(Process Spec)編
4.3.1 工程規格の目的
4.3.2 基本構造
4.3.3 工程規格要件の決め方
4.4 設計許容曲線準備編
4.4.1 設計許容曲線とは何か
4.4.2 なぜ設計許容曲線は自ら行った材料試験結果でしか得られないのか
4.4.3 CFRPの材料試験にはどのようなものがあるか
4.4.4 静的試験と動的試験のそれぞれの実施目的
4.4.5 材料暫定要件設定がすべての出発点
4.4.6 材料試験の一般的なステップ
4.5 設計許容曲線作成、解析編
4.5.1 設計許容曲線に必須の材料試験
4.5.1.1 引張試験(T11、T22、T33)
4.5.1.2 せん断試験(S12、S13)、面内と面外とは
4.5.2 動的試験(動的疲労)
4.5.2.1 応力比、周波数の設定
4.5.2.2 荷重制御か変異制御か
4.5.3 データの解析
4.5.3.1 解析モデルに適用する確率密度関数
4.5.3.2 適用解析モデル例紹介
4.5.3.3 CFRPの静的強度と疲労強度のあまり知られていない関係

5. 生産の観点からの品質保証
5.1 工程手順書編
5.1.1 工程手順書の目的
5.1.2 工程手順書の効果
5.1.3 工程手順書のポイント
5.1.4 工程手順書の現実
5.1.5 工程手順書の整備に向けた施策
5.2 工程管理全般編
5.2.1 機器の校正
5.2.2 記録
5.2.3 設備管理
5.2.4 環境管理
5.3 立ち上げから量産に向けた施策編
5.3.1 CFRP製の部材、製品に関する検査の基本概念
5.3.2 量産に向けた抜き取り検査は機能するか
5.3.3 歩留まり向上に必須の改修工程とその運用方法
5.3.4 安く早く作るよりも常に同じものを作ることに重点を置く
5.3.5 寸法検査データを俯瞰的にみるための方法と図面公差の実現可能可否検証
5.3.6 不合格品を用いた新たな評価への転用

Copyright(c) 2019 FRP consultant corporation All Rights Reserved.